掲載日 : [2019-02-27] 照会数 : 6419
詩人・尹東柱を追悼する集い
[ 全員で「序詩」を朗読する尹東柱を追悼する集いの出席者 ]
〝序詩〟を350人が朗読
日本の植民地支配下、母語で清冽な詩を書き残した尹東柱を追悼する集いが17日、尹の母校でもある立教大学チャペル(豊島区西池袋)で営まれた。会場は尹の詩を愛する韓日のファン350人でいっぱいになった。
金大原司祭がキリスト教の礼拝式で祈りを捧げると、2人の朗読者が舞台に立ち、6編の作品を代わる代わる韓日両国語で読み上げた。なかでも「いとしい追憶」は尹が在学中、大学の便せんに書き残したことで知られる。最後に「序詩」を会場全体で朗読し、「アリラン」斉唱で第1部を締めくくった。
第2部は韓国フォーク界の重鎮で、尹の親族でもある尹亨柱によるミニコンサートが行われた。
(2019.02.27 民団新聞)