掲載日 : [2019-04-24] 照会数 : 7268
ナショナル・シアターカンパニー東京公演 星新一作品を舞台化
[ 「ひとつの装置」の舞台©Nah Seung‐yeol, provided by National Theater Company of Korea※前回公演より ]
韓国ナショナル・シアターカンパニーは「ショートショートの神様」と呼ばれる作家、星新一の6作品を舞台化した演劇作品「ボッコちゃん~星新一ショートショートセレクション~」を5月30日から6月2日まで、東京芸術劇場シアターイースト(豊島区)で上演する。
同作は、2017年に「I Am a Murderer(私は殺人者)」のタイトルでソウルで上演され、観客の圧倒的な支持を得て、韓国で権威ある東亜演劇賞を3部門で受賞した。「ボッコちゃん」「知人たち」「おーい でてこーい」「鏡」など6作品のオムニバス形式で上演する。
星新一の作品の中で、近未来について書いている悲劇作品に魅力を感じたという脚色、演出を手がけるチョン・インチョルさんは、「私たちの生活のスタイルが自分や周りの人、地球をも壊している様子を書いた作家の温かさ」と話す。
上演日程などの詳細は公式サイト(http://www.tmt‐bokkochan.com)。
(2019.04.24 民団新聞)