掲載日 : [2019-03-06] 照会数 : 12186
「 花開くコリア・アニメーション」来月、大阪と東京で上映会
[ 人形アニメの撮影を説明するパク・セホン監督 ] [ チョン・スンベ監督 ]
監督迎えたイベントも
「花開くコリア・アニメーション2019+アジア」が4月6日から10日まで、大阪・北区のPLANET+1、19日から21日まで、東京のアップリング渋谷で開かれる。
今年は、韓国唯一のインディーズ・アニメーション映画祭「インディ・アニフェスト」の最新上映作から、韓国の「今」を体感できる短編18本、日本初公開の長編作品、アジアコンペ部門の10本を上映する。
パク・セホン監督の「妖怪進撃図」は、掛け軸の封印から解放された妖怪と、科挙の試験に落ち続け、出世や栄華のみを求めていた朝鮮朝時代のソンビ(士大夫)との物語。 日常の平凡で小さな幸せをも見落として生きてきたことを、後になって悟るという内容。
大阪ではパク監督を迎え、人形アニメーション撮影の実演講座を開催する。4月6日11~12時20分。会場はCO2運営事務(中崎町)。参加費1000円。定員20人。公式サイトから申し込み。同日15時15分から(韓国短編プログラム1「現実のチカラ」上映終了後)パク監督のトークも行われる。
チョン・スンベ監督の「土曜日の多世帯住宅」は、上下階の騒音に苦しんでいる、集合住宅の5世帯の住民たちを描いた作品。
東京ではチョン監督を迎え、アニメーション作家の細川晋さんと互いの制作方法や韓日の現場の違いなどについて語る。20日17時40分から(韓国短編プログラム1上映終了後)。
6月以降、名古屋でも開催される。
詳細・問い合わせは公式サイト(
https://anikr.com/2019/)。
(2019.03.06 民団新聞)