掲載日 : [2019-10-23] 照会数 : 13109
李洛淵首相「韓日の懸け橋期待」…民団3機関長らと懇談
[ 李洛淵総理と在日同胞団体リーダーらの懇談会 ]
「在日は今、息を殺して生活…」 呂健二団長、関係改善を訴え
日本天皇の「即位礼正殿の儀」に合わせて来日している韓国の李洛淵首相は23日、駐日韓国大使館で民団をはじめとする在日同胞団体のリーダーたちと、午餐を兼ねた懇談会を持った。
招かれたのは民団中央の3機関長をはじめ、東京、大阪の団長、中央傘下団体長のほか、韓人会や貴金属協会、新宿韓国商人連合会や朝鮮奨学会、教授ら28人。
呂健二団長は歓迎のあいさつで韓日関係の悪化に触れ、「今、在日同胞は息を殺しながら生活せざるを得ない状況だ。韓日関係改善へ政府の尽力に期待している」と求めた。
この後、参席した同胞と対話。呉龍浩民団大阪団長と在日3世でウェブマーケティング会社で活躍する、秋里亜さん(青年会東京会長)が代表して在日同胞の生活などについて意見発表した。
東亜日報・日本特派員の経験を持つ李首相は、当時、民団を良く取材していたことをふり返りながら、「在日同胞の母国への貢献があったからこそ、今の韓国があることを忘れない」としながら、「今後も韓日の懸け橋として活躍してほしいし、政府も全力で努力する」と述べた。
(2019.10.24 民団新聞)