掲載日 : [2019-12-14] 照会数 : 13120
オリニの笑顔、各地で冬季交流会…友人と思い出づくり
[ 東京荒川支部の交流会でじゃんけん大会で盛り上がるオリニたち ] [ プレゼントを手に笑顔を見せるオリニたち(荒川支部) ] [ 綿菓子を求めて行列(葛飾支部) ] [ ケーキ作りを楽しむオリニ(足立支部) ] [ クラッカーを鳴らしてスタート(埼玉本部) ] [ 宮城ハングル学校では修了式も兼ねてオリニ交流 ]
クリスマスを前に民団の各地で「オリニ冬季の集い」が始まった。各地とも青年会が中心になり、趣向を凝らした企画で、オリニどうしの交流を広げた。街中を歩くと、どこからともなく聞きなれたクリスマスソングが聞こえてくる時期となった。オリニたちはウキウキわくわくしていることだろう。民団東京の大手支部と民団埼玉、岩手の各本部が一足早く「冬季交流事業」としてクリスマス会を企画した。趣向を凝らしたゲームやケーキづくりをなどを通して友だちとの忘れられない思い出づくりに励んだ。
会場所狭しと民団東京荒川支部
民団東京・荒川支部(鄭在桓支団長)は8日、同支部会館に40人余りのオリニが集まり、所狭しのにぎわいを見せた。
鄭支団長が「皆さんは未来の宝。青年会のお兄さん、お姉さんたちと一緒にたっぷり楽しんで下さい」と激励。鄭昌晃青年会長は「たくさんプレゼントを用意したから、思いっきり楽しんでよ」と呼びかけた。
正解したらお菓子がもらえるクイズゲームでスタートし、1人残ったら自己紹介する「猛獣狩りゲーム」で身体を温めた。
青年会のメンバーが扮した「サンタ」と「トナカイ」がアイドルやアニメキャラクターのグッズなどを詰め込んだプレゼント袋を背負って入場すると、オリニたちから大歓声が上がった。
「ビンゴ」に歓声…民団東京足立支部
民団東京・足立支部(金昌浩支団長)は8日、「関原の森」で開催。青年会足立支部(朴永敦会長)が主管した。
ビンゴゲームではリーチがかかるたび、オリニたちから大きな歓声が上がった。「ビンゴ」になると朴会長から簡単なインタビューを受け、菓子とぬいぐるみ、おもちゃの入った大きなプレゼント袋を手にした。
この後、スポンジケーキにチョコレートとプレーンのお好みのホイップクリームとフルーツをのせ、オリジナルのデコレーションケーキをつくった。
綿菓子機に行列…民団東京葛飾支部
民団東京・葛飾支部(姜英之支団長)では8日、団員が子どもや孫の手を取って葛飾韓国会館に集まった。
子どもたちの注目を集めたのはふわふわ綿菓子機。ザラメを入れた機器の前には綿菓子棒を手に順番待ちの行列ができた。団員は隣どうしで「来年のオリニジャンボリーに孫を参加させたい」と話していた。
この日は民団の送年会も兼ねていた。
保護者も交流会…民団埼玉本部
民団埼玉本部(田虓玔団長)は7日、さいたま市浦和区の埼玉韓国会館で開いた。交流会を主管したのは青年会埼玉本部(金智恵会長)。
オープニングでサンタクロースに扮した青年会役員が「スペシャルゲスト」として登場。いたずら好きなオリニたちにもみくちゃにされていた。この後、ケーキづくりとビンゴゲームに歓声を上げた。保護者も別途、交流を楽しんでいた。公務で出張中の田虓玔団長にかわり、景民杓常任顧問が激励した。
親子でボウリング…民団岩手本部
民団岩手本部(申百澈団長)は9日、盛岡市内で親子ボウリング大会を開いた。プレイが終わると近隣の飲食店に移り、チームに分かれて伝統遊び「ユンノリ」などを楽しんだ。勝利チームには申団長からプレゼントが手渡された。
冬季交流会兼ね…宮城
【宮城】民団宮城本部ハングル学校(金政郁校長=民団宮城本部団長)の2019年修了式が7日、宮城韓国会館であった。金校長が修了証と記念品を手渡し、今年のオリニ冬季事業を締めくくった。
オリニたちは保護者や関係者の前でK‐POPパフォーマンスやハングル学校で学んだテコンドの型を披露し、プク(太鼓)の演奏を繰り広げた。この後、青年会宮城本部(黄志保会長)とゲームを楽しんだ。東北大学の学生で構成する日韓サークル「シジャク」からもメンバー6人が合流した。
婦人会宮城本部(孫美子会長)は手作りの料理で参加者をもてなした。
(2019.12.13 民団新聞)