掲載日 : [2017-05-31] 照会数 : 11196
<体育会>各本部、協会で総会
[ 権五雄会長のあいさつ(関西本部) ]
■□
次世代育成へ
関東本部
在日大韓体育会関東本部(文京一会長)は27日、東京港区の韓国中央会館で第38回定期総会を開き、新年度活動方針を決めた。報告の中で、20年前に開設したオリニサッカー教室「ムグンファ・ジュニア」出身の康裕美選手の韓国女子代表としての活躍ぶりなど関東本部所属選手の活躍のほか、今年5回目となるオリニボウリング教室など、次世代選手の育成に向けた取り組みが強調された。
新年度方針は韓国国体への優秀選手派遣、オリニミニサッカー大会、関東テニス大会の開催など。また、来年の平昌五輪と2020年東京五輪の成功へ懸け橋的役割を果たしていくため、競技団体や民団、傘下団体との協力体制を一層強めていくことを確認した。
■□
韓日の懸け橋に
関西本部
【大阪】在日大韓体育会関西本部(権五雄会長)は13日、大阪韓国人会館で2017年度の総会を開き、8月27日のボウリング大会実施、10月20日に韓国忠清北道忠州市で開催される第98回全国体育会への積極的参加などを盛り込んだ活動方針を採択した。
権会長は「来年には平昌冬季五輪、3年後には東京五輪という大きなスポーツ交流の祭典が控えている。体育会としてもお互いに理解しあえるよう、懸け橋的な役割を果たしていきたい」と抱負を述べた。
総会には会員56人中、30人が参加。民団大阪本部から金明弘副団長、体育会中央本部から趙靖芳専務理事が激励に駆けつけた。
■□
新定住者も視野
九州本部
体育会九州本部(宋一柱会長)は13日、民団福岡本部会館で16年度定期総会を開いた。民団福岡本部から李相鎬団長が出席した。
活動報告によれば2月、新定住者を主な対象にした第1回九州韓国人ボウリング交流大会を福岡市内で開催。福岡県内に駐在する企業人、留学生、大学生ら36人が参加した。今後とも定期化していく方針。
今年で17回目を数える各支部対抗ボウリング大会は6月に開催。7月にはオリニフットサル全国大会に選手団を送る。
宋会長は「九州は伝統的にボウリングが盛ん。韓国国体でも例年、メダルを獲得している。これからはボウリング以外の種目でも有望選手を育てていきたい」と述べた。
■□
蹴球協会
在日本大韓蹴球協会(尹源一会長)の17年度定期総会が27日、韓国中央会館で開かれ、オリニをはじめ青少年選手の発掘と育成、親善サッカー大会の開催、韓国への優秀選手派遣などの新年度活動方針を決めた。報告ではとくに、同会が運営している「ムグンファ・ジュニア」出身の康裕美選手が4月に平壌で行われたサッカーの女子アジアカップ予選で活躍し本選出場を決めたことが紹介され、今後も国家代表選手輩出と育成・支援を強化していくことが決められた。
方針では、20年間続けてきたオリニサッカー教室「ムグンファジュニア」のコーチ陣の充実化や国体OBチームと日本チームとの親善交流試合を行うことを決めた。
■□
ボウリング協会
在日本大韓ボウリング協会(張智成会長)の17年度定期総会が27日、川崎グランドボウル会議室で行われ、優秀選手の発掘や各種ボウリング交流の拡大などを決めた。
昨年設立した関西本部(朴祥子会長)と15年設立の関東本部(韓新悟会長)では地域におけるボウリングの月例大会や交流大会が充実したことが報告された。とくに新規定住者や若手ボウラーの発掘が進展してことが強調された。
また、28日までの2日間、同ボウリング場で第98回韓国国体(10月20〜26日、忠清北道・忠州市などで開催)の在日同胞代表選手選考選抜大会が行われ、関東や関西、中国地域から29人の選手が出場した。
(2017.5.31 民団新聞)