掲載日 : [2017-06-14] 照会数 : 6994
尹東柱詩の世界へ…中・高校生が朗読で競う
[ 大賞の辻未玖さん(中央) ]
生誕100周年
【大阪】詩人・尹東柱の生誕から今年は100周年。これを記念しての中・高校生による「尹東柱詩朗読大会」(韓国全州紀全大学主催)が3日、白頭学院建国高等学校(高敬弼理事長、李鐘建校長)で開かれた。建国、金剛学園、京都国際学園と大阪府立住吉高等学校から19人が参加した。
韓国語を母語としない部門と母語とする部門の2グループに分かれ、指定詩の「序詞」と自由選択詩1篇を朗読。発音、表現力、リズムなどを競い合った。
審査の結果、韓国語を母語としないグループでは辻未玖さん(京都国際高等学校3年)が大賞に選ばれた。また、韓国語を母語とするグループからは鄭賢浩さん(建国高等学校2年)が受賞。遺族で審査委員長を務めたフォーク歌手の尹亨柱さんからサイン入りCDと図書券が贈られた。
大会には来賓に同大会推進委員長のソ・ジョンスク同大学評議会議長はじめ梁宰國駐大阪韓国総領事館副総領事、金明弘民団大阪本部副団長、韓国の安敏錫国会議員ら多数が参加した。大会は今年で3回目。
(2017.6.14 民団新聞)