掲載日 : [2017-08-15] 照会数 : 10809
夏休み遊びつくせ…オリニたちパワー全開
[ 青年会のメンバーと一緒になってダンスを楽しむオリニたち ] [ お昼はバーベキューを楽しむ(北海道) ]
歴史文化体験、民俗ノリで締め
民団東京・足立支部(金昌浩支団長)のオリニ夏季学校が5日までの3日間、同支部会館で開かれた。2日間は東京韓国教育院(兪皓善院長)が主催のもと「次世代育成韓国歴史と文化体験」として実施し、児童や中学生18人が参加した。
2日間にわたって、韓国の3大名節(旧正月、端午、秋夕)を学んだほか、チャンゴや韓国式石けりの「パルバンノリ」を体験した。また、スイカを使ったスイーツ作りや韓国のミサンガ「チャンミョンヌ」作りも楽しんだ。3日目は同支部が修了の「ごほうび」としてオリニ祭りを開いた。これには保護者も含め約60人余りが参加。
同支部民族教育委員会(高幸伯委員長)と青年会(文仁寿会長)が準備した「投壺」「チェギチャギ」などの民俗遊戯やボンボン釣りに挑戦したほか、焼きそば、フランクフルトなど、お祭り定番のメニューを味わった。一方で30〜40代の若い保護者も同伴参加し、カラオケ大会や抽選会で会場は歓声がこだました。
金支団長は「オリニだけでなく若い保護者たちにも民団の会館に親しんでもらえてうれしい。今後も気軽に集える交流会などを定期的に企画したい」と話していた。
忘れられないお泊まり体験
民団東京・江戸川支部(朴淳支団長)は7月28日の夕方から同支部3階「図書室」でお泊まりのキャンプを行った。オリニ12人が参加。夕食にサムギョプサルをお腹いっぱい食べた後、3つのグループに分かれてそれぞれ韓半島の地図を描き、できあがりを競いあった。
その後は支部の横を流れる新中川の土手で花火。夜は会場に蚊帳を張って就寝した。
オリニに「忘れられない思い出」をプレゼントしようと同支部が企画した。翌日は通常のハングル教室を行った。
中・高生たちが自らの進路討論
民団長野本部(朴永大団長)は2、3の両日、諏訪郡の多摩市立八ヶ岳少年自然の家で「オリニサマーキャンプ」を実施。幼児から高校生まで幅広い世代から22人が参加し、友だちとの1年ぶりの再会を楽しんでいた。長野韓国教育院(金基榮院長)との共催。
学習は年齢別に行った。小学生は韓国語、中・高校生は二重国籍問題や自らの将来像について真剣に語りあい、民団役員を感動させていた。
金院長による韓国の一般常識と歴史をアレンジしたクイズ「ゴールデンベル」はひときわ盛り上がった。遊園地では遊びもしっかり満喫した。
雨のなか元気にサマースクール
民団北海道本部(李圭亮団長)は7月31日、道内最大の遊園地として知られる虻田郡留寿都村にあるルスツリゾートで「オリニサマースクール」を実施した。オリニ25人が雨のなか、レインコートを着て元気に遊び回り、昼はバーベキューで盛り上がった。
(2017.8.15 民団新聞)