掲載日 : [2017-08-15] 照会数 : 10487
オリニが母国で民俗文化体験
[ 民団愛知のソウルキャンプ ]
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民団愛知 創団70周年記念事業
【愛知】民団愛知本部(朴茂安団長)は1日から4日までソウル市内でオリニキャンプを行った。これは創団70周年を迎えた同本部の記念事業の一環。オリニ14人が参加した。
3日間、体験学習を中心とするプログラムを組んだ。初日は国立ハングル博物館を訪れ、ハングルの歴史や仕組みについて学んだ。2日目はソウル広場から2班にわかれてのスタンプラリー。ワクワクドキドキ南大門や明洞などを巡った。ソウルグローバリズム文化体験センターでは韓紙工芸を体験した。
3日目は龍仁市にある民俗村を訪れ、朝鮮時代後期に実際に使われた家屋を見学。公演場で行われた農楽ではダイナミックな動きに心を奪われたかのよう。その後、三星電子本社ビルに併設された三星電子広報館では世界に誇る最新技術を実際に触れて確かめた。テコンドを取り入れたパフォーマンスショー「JUMP」の公演もオリニの心をとらえていた。
同本部は毎年、林間学校など、次世代育成事業を積極的に展開している。
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ハングル学校宮城 花峰小学校訪問
【宮城】民団宮城ハングル学校(金政郁校長)のオリニ11人が2〜5日、京畿道の花峰初等学校を訪問した。両校オリニは一昨年から相互交流を行っており、今年が2回目。
花峰初等学校側は伝統文化体験プログラムを用意して宮城のオリニたちを歓迎した。夜は同学校保護者の自宅でホームステイし、個別に友情を育んだ。滞在期間中、民団宮城でも1日軍隊体験、安重根義士記念館訪問などの独自の企画を用意した。
3日の歓迎式では花峰初等学校、ハングル学校宮城、仙台韓国教育院の3者が学生国際交流協約式に臨み、「相互協力して同胞の未来グローバルリーダー育成をめざす」とした書面に署名した。18日には花峰初等学校から児童14人が名取市小学校を見学。日韓友好サッカー交流会in名取に選手として参加する。金団長は「次世代育成は継続的な相互交流が大事」と語った。
(2017.8.15 民団新聞)