掲載日 : [2017-07-26] 照会数 : 14399
在日3世・金知秀優勝…女子柔道アジアジュニア57キロ級
16日までの2日間、キルギスタンで開かれていた柔道のアジアジュニア選手権大会で韓国代表として出場した在日3世の金知秀(兵庫・夙川学院高校2年)が女子57キロ級で優勝した。
1回戦、日本の北出みく(環太平洋大学1年)を内股で破ると、2回戦、カザフスタンのカディロヴァに背負い投げで完勝。
準決勝はウズベギスタンのマメドヴァを押さえ込んで1本勝ち。決勝はウズベギスタンのスルトノヴァを大内刈りで1本勝ちした。
姫路市出身の金知秀は昨年8月、高校1年ながら日本のインターハイで優勝したあと、10月の韓国国体に出場し、国内の強豪を次々と撃破し圧倒的な強さで優勝。その後、大韓柔道会から韓国ジュニア代表に選ばれていた。
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「まだ高校2年東京五輪でも」
梁在日柔道会会長
在日大韓柔道会の梁英守会長は「まだ高校2年。安昌林のように国家代表の選手村で訓練を重ねて実力向上すれば、2020年東京五輪で表彰台に立つのも夢でない」と期待を寄せている。
(2017.7.26 民団新聞)