掲載日 : [2017-07-12] 照会数 : 5908
相手国の母語で表現…名古屋総領事杯・韓日スピーチ大会
[ 最優秀賞の金岐泰さん(中) ]
【愛知】韓国と日本のの若者がそれぞれ、相手国の母語を使って話す駐名古屋総領事杯「韓日スピーチ大会」が8日、名古屋市中村区の愛知大学名古屋キャンパスで開かれた。駐名古屋総領事館(鄭煥星総領事)と一般社団法人日韓経済文化交流協会(堀江俊通会長)の共催で今年が3回目。鄭総領事は「自分の考えを相手の国の言葉で表現することでお互い共感しあえる」と期待を寄せた。堀江会長も「今日は、皆さんの人生の中で、貴重な経験、財産になると思う」と激励した。
今年のテーマは「私が想う日本と韓国の未来」。中学から大学まで日本人学生8人、韓国学生5人がスピーチした。最優秀賞の金岐泰さん(名古屋工業大学留学生)には表彰状と副賞の大韓航空往復チケットが贈られた。
尹大辰審査員長は「自分の体験を含め何を訴えたいのか。しっかりとした内容、わかりやすい言葉で聞き手と共感できたのかを重点に評価した」と話した。
愛知県政策企画局の平田誠国際監はじめ名古屋市会日韓議員連盟の渡辺義郎会長、民団愛知本部の姜裕正副団長、名古屋韓国学校の張永植理事長ら多数が大会を見守った。
(2017.7.12 民団新聞)