掲載日 : [2005-04-06] 照会数 : 6762
韓国の昔話を絵本に(05.4.6)
[ 「うさぎのさいばん」
「あまのじゃくなかえる」
「このよでいちばん大きな男の子」 ]
◆3冊刊行…ハングルと解説も収録
韓国の子どもに親しまれている絵本3冊がこのほど、東京の少年写真新聞社から刊行された。
絵本はいずれも韓国で良く知られている昔話で、巻末にはハングルと文化解説が収録され、韓国語学習の補助教材としても活用できる。
「うさぎのさいばん」は、旅の若者が穴に落ちた虎を助けると、なんと虎は若者に襲いかかる。腹の減った虎が命の恩人を食べるのは正しいことか。森のなかで松の木、牛、うさぎが裁判官になって判決が開かれると言う物語。
「あまのじゃくなかえる」は、親の言うことに逆らってばかりのあまがえるは、母がえるが亡くなってはじめて改心するが、もう遅かったという内容。
「このよでいちばん大きなな男の子」は、山より大きくなった男の子。王様がくれた布で服を作ってもらって大喜び。嬉しさのあまり踊りを踊ると村中が大変なことになったという物語。
「うさぎのさいばん」と「あまのじゃくなかえる」は共に価格1575円。「このよでいちばん大きな男の子」は価格1785円。
申し込み・問い合わせは、少年写真新聞社(℡03・3263・7401)
(2005.04.06. 民団新聞)