掲載日 : [2005-04-06] 照会数 : 7488
活動する若い世代強調…青年会各地大会(05.4.5)
◆新会長に金大京君・オリニ事業展開
埼玉県本部(康孔鮮会長)第26回地方大会=3月5日。新会長に金大京氏を選出した。代表監査に呉昌南氏。歴史認識を共有し、教科書問題対策とパネル用の写真収集など歴史を伝える運動をしっかり行う。県内の同胞から望まれている本国研修を実施する。また林間学校やオリニクリスマスなどのオリニ事業を通して次世代の育成にも取り組む。
◆新会長に姜真一君・会員データを再整備
三重県本部(鄭尚熙会長)第25回地方大会=3月6日。新会長に姜真一氏を選出した。副会長に崔浩明氏、蔡大貴氏。代表監査に鄭尚熙前会長。動員面でのこれまでの反省をふまえ、重点地区を決めるなど具体的な目標を定め達成し、そこから土台をつくるという方針を決めた。また青年会独自の名簿を作成し、勧誘などの活動にデータとして活かしていく。
◆李会長再選・出会いネット拡大
岡山県本部(李宝彰会長)第21回地方大会=13日。李宝彰会長が再選。在日のネットワークをつくることを目標に活動してきており、これからも続けていく。在日同胞が集まり情報交換などをする場を提供する。すでに、このネットワークをきっかけに交際に至った二組のカップルが結婚を果たしている。ネットワークづくりは、歴史を伝える運動もからめながら行う。月に1回の定期的な行事と年4回の大きな行事を今年も継続させていく。
◆新会長に金充喜君・低迷支部再建へ
愛知県本部(鄭孝広会長)第27回地方大会=20日。新会長に金充喜氏を選出した。副会長に金栄一氏、梁成剛氏。代表監査に鄭孝広前会長。組織力定低下を食い止めるため人材育成及び発掘に重点をおいて取り組んできた。本部・支部の情報伝達がうまくいくように協力体制をつくり、人材育成につながった。未稼働支部の再建に尽力した。今年度は歴史を伝える運動の聞き取り調査を再開させる。
◆新会長に成悦子さん・七夕に在日アピール
宮城県本部(金鐘熙会長)第26回地方大会=3月20日。新会長に成悦子氏を選出した。代表監査に金鐘熙前会長。日本社会へ在日同胞の存在をアピールするための場として七夕パレードがあり、10年あまり前から毎年参加している。昨年度も参加し、農楽隊でパレードを行った。今年度も継続していく予定。また会議や定例会の開催などを定期的に行い、組織の基盤作りをする。
新会長に韓行伸君・就職サポート取り組み
大阪府本部(金勝博会長)第27回地方大会=3月20日。新会長に韓行伸氏を選出した。副会長に李哲伸氏。代表監査に金裕珠氏。支部活性化を目標に未設支部の実動化に取り組み、一つの支部を立ち上げた。今年度は歴史を伝える運動を行うほか、人権協議会を設置し地方参政権問題と教科書問題に取り組む。また就職をサポートする機関を設立。本名で公務員になった者に奨学金を支給したり、ニートに職の斡旋を行うなどする。本部・支部の定例会や全支部でのウリマル講座開催なども行う。
人材育成、情報宣伝を強化
千葉県本部(朴相俊会長)第28回地方大会=12日。ホームページのリニューアルで同胞青年たちのコミュニケーションが活発になり、チームワークが良くなった。動員に活かす名簿整理を行った。イベントに計画性を持って挑めた。今年度は動員面に力を入れていく。責任の所在を明確にし、効率のいいシステムで活動する。ほかにも人材育成、情報宣伝などにも力を入れる。
教科書対策へ市民団体と連携
神奈川県本部(壽昭会長)第28回地方大会=3月12日。特に次世代育成事業に力を傾注させて臨んできた。オリニ対象者を卒業し、参加できるイベントのなくなった中学生たちが民団組織から離れるのを防ぐために、定期的な活動を行う中学生たちのサークルを新たに設置した。今年度も引き続き活動させていく。また今年度は教科書問題の対策をする。情報収集を行ったり、市民団体と連携をとるなどしていく。
青年韓国ツアー継続し新人発掘
東京本部(高幸伯会長)第29回地方大会=13日。母国訪問事業「ソウルへGO」と、埼玉県本部との合同クリスマスパーティーを成功させた。母国訪問事業に参加した新規の会員が、全員クリスマスパーティーに参加した。その後も続けて成人式やボーリング大会などに参加するなど、動員面で成果が上がった。今年度も母国訪問事業を続ける。またここ数年開催していないオリニサマーキャンプも実施する。
韓国語など学習会開催
京都府本部(宋基和会長)第27回地方大会=19日。週1回のウリマル教室を継続できた。オリニジャンボリーにはオリニ24人、リーダー7人を連れていくことができた。今年度は多文化共生のために地域での活動に重点を置く。また歴史認識の問題に関連し歴史を伝える運動、教科書問題に取り組む。組織拡充と人材育成のため、ウリマル教室の発展的な継続と、月1回の金曜ワークショップ(勉強会)を行う。
被爆60年見つめ、9月に在日シンポ
広島県本部(賓英治会長)第28回地方大会=3月19日。毎週水曜の定例会を本部以外でも西支部で3回開催した。今年度は、日本社会へのアピールのため、昨年不参加だったフラワーフェスティバルに参加する。在日関係のシンポジウムも9月に開催予定。今年は被爆60周年なので、原爆を通じて平和を訴えていく。歴史を伝える運動に関連し、1世からの聞き取り、強制連行の現場訪問など、見て確かめるという知的向上心を刺激する活動を行う。
伝統芸能サークル通じ新人発掘
福岡県本部(李征光会長)第29回地方大会=20日。新規動員数が増えた。オリニキャンプやオリニクリスマスなどのオリニ事業が活発化してきた。オリニクリスマスにはオリニジャンボリーのリーダーを登用し、活動の場を提供した。今年度からプンムル、サムルノリサークルを青年会主催での教室にする。新しい人を入れて間口を広げていき、多様な人間が集まれる懐の深い青年会を目指す。
(2005.04.06 民団新聞)