掲載日 : [2005-04-06] 照会数 : 6443
鳥取・青森でも「話してみよう韓国語」(05.4.6)
文化院と共催…ユニークな表現競う
韓国語初心者を対象にしたユニークな表現コンテスト「話してみよう韓国語」が、今年初めて鳥取と青森でも開催されることになった。
同コンテストは韓国語学習者の底上げを図ろうと韓国文化院が企画、これまで東京と大阪でそれぞれ3回ずつ開催してきた。大都市から地方都市への拡散は、ここ数年の韓国語学習熱の高まりを反映している。
鳥取県ではJETプログラムで韓国から来日した国際交流員が県と市町村合わせて全国最多の10人を数え、県内隅々で韓国語講座を担っている。高校の韓国語学習現場にも2人のALT(韓国語指導助手)が活躍中。01年には仁川‐米子を結ぶ定期便が就航したことで韓国語学習熱がさらに加速した。
鳥取での「話してみよう韓国語」は韓国文化院との共催で10月15日、米子市で開く県主催の「生涯学習フェスティバル」の一環。県国際課では参加者募集の際には民団鳥取の協力も仰ぎたいと話している。
青森では昨年、県知事が先頭に立って韓国訪問ツアー「知事と一緒に行く県民の翼」を実施したほど。県民の韓国への関心は相対的に高い。韓日定期便は今年、就航10周年を迎える。客足が好調なことから、知事は訪韓先で仁川‐青森路線の増便を働きかけてきた。鳥取県と同様、「話してみよう韓国語」は韓国文化院との共催。12月3日、青森県民福祉プラザで開催する。
(2005.04.06 民団新聞)