掲載日 : [2017-12-08] 照会数 : 10696
チーズタッカルビが急上昇ワード賞に(ぐるなび今年の一皿)
[ 急上昇ワード賞に選ばれたチーズタッカルビ ]
[ 民団中央本部の呉公太団長が表彰された ]
タッカルビをチーズとからめて食べる「チーズタッカルビ」が日本で流行した今年、4日に東京都内のホテルで開かれた2017年「今年の一皿」記者発表会でチーズタッカルビが、「急上昇ワード賞」に選ばれた。
株式会社ぐるなび総研が主催し、当日は韓国の団体を代表して、民団中央本部の呉公太団長が表彰された。「今年の一皿」は、その年で最も世間の注目を集めた料理が選ばれる。大賞には健康志向の高まりから、高たんぱく、低脂肪の「鶏むね肉野菜」が選ばれた。
最初に飲食店情報サイト「ぐるなび」の会員・加盟店舗から集めたビックデータから注目のワードが選出され、その後、会員によるアンケートやメディアによる審査を経て決定される。
呉団長はタッカルビが、かつて韓流ブームを巻き起こした「冬のソナタ」のロケ地と同じ春川が発祥の地であることに言及した。また、「今後さらに日本に浸透することで、韓日の友好関係がますます深まることを期待する」と思いを込めた。
受賞の背景には、選考基準の「その年に流行または話題になった」という点が認められた。日本ではチーズ料理への関心が高まっており、若い女性を中心にチーズタッカルビが流行。赤いタッカルビと白いチーズの対比が「インスタ映え」し、またたく間に波及した。テレビでも特集が組まれ、サイト内での検索数は前年の1500倍に達した。
(2017.12.08)