掲載日 : [2016-04-16] 照会数 : 15068
<熊本大地震>民団県本部会館に大きな被害
熊本大地震で民団熊本県地方本部会館の内壁が大きく崩れているなど被害状況が確認されている。民団中央では、14日の前震直後、白秀男組織局副局長を現地に派遣し、同胞の被害状況調査と対策に入った。
白副局長からの報告によると、4月16日未明の本震、正午までの余震によって支援対策本部である民団本部会館をはじめ、同胞の家屋や店舗などで大小の被害を受けたが、幸い人命被害は報告されなかった。
民団熊本本部会館は、2度の地震で外壁が損傷し内部の備品は倒れた。また、内壁が崩れて入り口ドアが完全にふさがれ断水状態となっている。
団員の安否確認をしていた白副局長と崔相哲民団熊本事務局長は会館倒壊の恐れもあり、やむなく、窓をこじ開けて脱出したという。
(2016.4.16)