民団中央本部の呉公太団長は6日から、福岡県内4支部を皮切りに13年度の全国支部巡回を開始した。
呉団長は団員が集まり、親睦を深める企画に対して中央から財政支援することを強調し、より多くの団員が集う機会を設けてほしいと呼びかけた。民団中央から呉英義副団長、福岡本部から呉政夫団長と李相鎬副団長が同行した。
6日の小倉支部では金基浩支団長が、「中央団長が小倉支部を訪問されるのは初めてのことで、本当に励みになる。これからも地域に開かれた民団として活動に励みたい」と歓迎。
呉中央団長は、分団組織が機能しており、支団長以下若手幹部がしっかり任務を果たしていることを高く評価した。
この後、門司と行橋京都の2支部合同の懇親会に参席。7日には久留米支部を回り、各支部の抱える問題点や中央に対する要望を聞き、改善に向けた意見を交換した。
支部巡回は組織基盤強化運動の一環として昨年からスタート。昨年末までに合わせて84支部を、呉団長をはじめとして副団長らが回った。3年間で全支部の巡回を目標としている。
(2013.4.12 民団新聞)