韓国の埋蔵文化財専門調査機関、ケリム文化財研究院は4日、慶尚北道慶州の北側の外郭である川北面神堂里山7番地一帯で、統一新羅時代の王陵級古墳が発見された遺跡現場について説明した。
慶州で新羅時代の王陵級の墓が発見されたのは、約300年ぶりで、学界から脚光を浴びている。墓は閔哀王陵と伝わる史蹟190号古墳のような形態で、護石を基準に直径14・7メートル規模、周囲は46・3メートルの円形峰土墳。専門家による検討を経て、文化財庁が現場保存を決定、調査は中断された状態だ。
土地の所有者が工場を建設するため、敷地造成中に遺跡が発見された。
(2013.4.24 民団新聞)