掲載日 : [2020-01-15] 照会数 : 10560
「日本は最も近い隣人」文大統領 懸案解決に期待…新年あいさつ
[ 新年のあいさつを述べる文在寅大統領 ]
文在寅大統領は7日に行った今年の国政運営方向を明らかにした新年のあいさつで、韓日間の懸案を取り上げるとともに関係改善に向けて期待を示した。
文大統領は「日本は最も近い隣人だ」とし、両国の協力関係を一層未来志向に進化させていくとの意志を示した。
また、「日本が輸出規制を撤回すれば、両国関係はさらに早く発展していくことができる」と述べ。
北韓に対し、東京五輪での南北合同チーム結成や合同入場行進について協議を続ける必要があると呼び掛けた。あわせて2032年夏季五輪の南北共催計画についても「南北が一つの民族であることを世界に誇示し、共に飛躍する絶好の機会となる」と強調し、「今年韓国で開催される第1回東アジアウエイトリフティング選手権と世界卓球選手権に北の選手が参加することを期待している」と話した。
(2020.01.15 民団新聞)