掲載日 : [2020-02-13] 照会数 : 10231
「2・8宣言」101周年、新たな出発点に…韓日の共生へ努力
[ 万歳三唱で式典を締めくくる ] [ 東京韓国学校合唱団と東京韓国女声合唱団が「アリラン」「母が娘に」などを合唱 ]
2・8独立宣言第101周年記念式が8日、在日本韓国YMCA(鄭順葉理事長)で開かれた。民団、青年会、学生会、婦人会をはじめ在日同胞と韓国の要人ら約150人が参席し、「韓日は唇歯輔車」と定義した2・8精神を今に生かし、韓日友好親善が極めて緊要であり、民間レベルの懸け橋として役割を果たしていく新たな出発点にしていくことを誓った。
南大使「唇歯輔車」の関係強調
式典は東京韓国学校合唱団と東京韓国女声合唱団による「2・8独立宣言の歌」の合唱で開会後、鄭理事長が開会辞で「昨年、100周年記念事業を推進し、本日新たな出発の気持ちで101年を迎えた。2・8の意義を今一度心に刻み直し、平和と正義と自由が世界に実現する起爆剤だったと解釈し、具現されるよう尽力しよう」と呼びかけた。
訪日した国家報勲処の李炳龜次長も「2・8宣言の高貴な意義と精神のように大韓民国の希望の未来を迎える新たな出発点になることを期待している」と強調した。
南官杓駐日韓国大使は「2・8独立宣言は韓日関係を唇歯輔車と定義してしており、互いに助け合ってこそ存在するため、より未来志向的に進んでいくべきだと提示している。韓国政府は相互理解と信頼を土台に日本と共生・協力への努力を継続していく」と述べた。
在日韓国留学生連合会の申大洪副会長が2・8独立宣言を朗読した後、民団中央本部の呂健二団長(鄭夢周副団長代読)が「2・8精神に込められた歴史の中の教訓を生かし、韓日民間の相互と友好親善がいかなる時よりも緊要であり、民間レベルの懸け橋としての役割を果たしていく」と新たな決意を披露した。
式典は東京韓国学校合唱団と東京韓国女声合唱団が「アリラン」「母が娘に」などを合唱した後、在日韓国青年会中央本部の鄭昇栄会長による万歳三唱で締めくくった。
(2020.02.12 民団新聞)