◆東京慶南道民会
東京慶尚南道道民会(朴昭男会長)は2月8日、都内のレストランで新春を祝った。朴会長は会員ら110人を前に「民団を頂点に会員の絆を強くし、地域社会との共生を図っていこう」と呼びかけた。民団中央本部から呉公太団長、同東京本部から金秀吉団長らが出席した。席上、洪準杓慶南知事から寄せられた祝辞が読み上げられたほか、道民会の李鍾國顧問(90)には朴会長から感謝牌が贈られた。これに対して、李顧問は会に100万円を寄付した。道民会を代表して金昭夫常任顧問が乾杯の音頭をとった。
◆近畿慶南道民会
近畿慶南道民会(姜渭根会長)は1月26日、大阪市内のホテルで第35回定期総会を開催し、新年度の活動方針などを決めた。関係者約100人が集った。引き続き新春特別講演会に移り、徐龍達桃山学院大学名誉教授が「新しい韓・日関係のあり方−独島問題などの懸案をどう考えるか」と題して講演した。講演の中で徐教授は、韓国と日本の和解のために韓・日版「エリゼ条約」の締結を提案した。同条約は「宿敵・犬猿の仲」といわれた独・仏が63年1月22日に調印したもの。これが今日のEUに発展した。
◆在日全南道民会
在日全南道民会(具末謨会長)は2月9日、都内のホテルで開催。会員ら130人が集った。朴瑩道知事と姜雲太光州市長からも祝辞が寄せられた。具会長はあいさつで在日同胞の和合と団結に期待感を表明した。2部ではシャンソンと韓国歌謡のステージを楽しんだ。民団中央本部の呉公太団長と朴安淳副団長、同東京本部のら金秀吉団長、南照男議長、呉永錫副団長らが駆けつけた。
◆神奈川慶南・北道民会
神奈川県慶南道民会(李富鉄会長)と神奈川県慶北道民会(徐玉出会長)では8日、合同で「2014新春の集い」を横浜市内のホテルで開いた。大雪に見舞われながらも110人が参加。会員の交流はもとより、韓日関係が厳しい時であるだけに地域日本人との親睦を一層深め韓日理解増進に務めることを誓い合った。李寿尊駐横浜総領事、金利中民団神奈川団長、金万石千葉県慶尚南道道民会会長らも参席した。同道民会では郷土緑化への参与として植樹祭旅行を4月に実施する。
◆全南道民会(大阪)
全羅道道民会(丁永会長)は2月1日、大阪市内のホテルに会員ら150人が参加して開催。丁会長は「韓日関係が悪化していても、昨年は両国合わせて530万人の観光客が往来した。民間レベルで仲良く、緊密な関係を築いていくことが大事だ」と強調した。また、民団大阪本部の鄭鉉権団長も「道民会であれ民団であれ、韓日両国が仲良くしていく社会作りに向けて、これからも手を携えて協力していこう」と呼びかけた。
◆兵庫県慶北道民会
兵庫県慶尚北道道民会(金鍾億会長)は2月2日、神戸市内で80人が集った。昨年8月に会が発足したばかりで、の日は初の定期総会も開催。活動方針によれば今年度は慶尚北道道庁への表敬訪問を予定している。また、婦人部の新設も検討課題として承認された。金会長は「道民会の目的は第一に会員同士の親睦。みなさんの協力をこれからもお願いしたい」と呼びかけた。引き続き祝宴に入った。