サッカー初メダル
第30回夏季五輪ロンドン大会は13日の閉会式を最後に17日間の熱戦に幕を下ろした。役員129人・選手245人からなる韓国選手団は、22種目に出場し、当初目標としていた「10‐10」(金メダル10個以上、総合10位以内)を上回る金メダル13個、銀メダル8個、銅メダル7個を獲得し、総合5位となった。
総合1位は米国(金46、銀29、銅29)で、中国(金38、銀27、銅22)、英国(金29、銀17、銅19)、ロシア(金24、銀25、銅33)と続く。
韓国の金メダル数は、歴代最多の成績であった08年北京大会(金13、銀10、銅8。総合7位)と並ぶ。総合順位では、地元で行われた88年ソウル大会(4位。金12、銀10、銅11)以後、最も高い。
金メダル種目も多様化している。お家芸のアーチェリー(女子団体、女子個人、男子個人)のほか、射撃(男子エアピストル、50㍍ピストル、女子25㍍ピストル)、柔道(男子81㌔級、男子90㌔級)、レスリング(男子グレコローマン66㌔級)、テコンド(女子67㌔級)、フェンシング(女子サーブル個人、男子サーブル団体)、体操(男子跳馬)などと幅広くなっている。フェンシングと体操での五輪金メダル獲得は初めて。
男子サッカーの韓国代表は日本との3位決定戦で勝ち(2‐0)、銅メダルを獲得した。五輪サッカーでの4強入り、メダル獲得は1948年ロンドン大会に初めて出場して以来、64年目にして初の快挙。
なお、北韓は金4、銅2で総合20位。
(2012.8.15 民団新聞)