募集上回る186人が参加
〞相思相愛〟12組交際約束
【大阪】近畿2府4県の民団による初の「合同ブライダルパーティー」が16日、大阪市北区の大阪韓国人会館で開催された。最終的には参加者のなかから12組のカップルが誕生したことで、関係者はほっと胸をなでおろしていた。
近畿地区では大阪、兵庫、京都が独自にブライダル事業に取り組んでいる。今回は2府4県のブライダル担当者が地域の枠を超えて集まり、「どうやったら参加者に楽しんでもらえるか」と、この1年で10回にわたる協議を重ねてきた。
当初の募集人員は150人だったが、当日は186人に達した。遠く愛知、広島からも未来の伴侶を求めて参加した。開会にあたって実行委員長を務めた金秋江婦人会大阪本部会長が「今日は1組でも多くのカップルが誕生することを祈っている」と激励した。
参加者は2つのグループに分かれ、まず、1対1で自己紹介。ファーストトークで緊張がほぐれると、婦人会の準備した軽食やケーキ、コーヒーを味わいながら、ゆったりした雰囲気で会話を楽しんだ。途中、ビンゴゲームもあり、会場は和やかムードに。交際を約束しあった12組のカップルにはお祝いのクオカードが贈られた。
参加者からは、「民団からの案内でブライダルに参加したのはこれが初めて。とても楽しい」、「これまでに会ったことがない人も多く、ゆっくりと話ができた」、「今日のすばらしい出会いをサポートしてくれた民団の方々に感謝している」、「またこういった場をつくってほしい」といった声が聞かれた。
民団から大阪本部・呉華燮副団長、奈良本部・趙政夫団長、和歌山本部・権逸団長、滋賀本部・崔勝植議長、兵庫本部・李圭燮副団長、京都本部・河鉄也副団長らが駆けつけた。
(2014.11.26 民団新聞)