【茨城】韓国国体大邱大会(10月11〜17日)に派遣する在日同胞選手団(千柄勝選手団長)の役員と選手が確定し、17日に土浦市内で記者会見がもたれた。役員を除く選手は総勢102人。海外同胞の部ではサッカー、テニス、ゴルフ、ボウリング、スカッシュ、卓球、テコンドの7競技すべてにエントリーしたほか、国内種目は水泳、柔道、射撃に出場する。
昨年、在日同胞は目標だった金8個を獲得しながらも、ボウリングで金を量産したフィリピンに総合優勝を譲った。
在日大韓体育会ではこの間、各競技団体にも働きかけ各種目で有望選手を発掘した。注目はボウリング女子の金星伽さん(18・愛知大学)。技、パワーともに備え、高校時代から各地区大会で優勝、今年の全日本学生新人戦でも王者の実力だ。
海外同胞の部では金メダル総数27個を争う。千団長は「目標は金メダル2桁。在日同胞の意地を見せるため、環境作りへ全力投球する」と新たな決意を述べた。
(2012.9.19 民団新聞)