掲載日 : [2018-10-15] 照会数 : 8850
<韓国国体>在日同胞がメダルラッシュ…金8個獲得、海外7連覇へ
[ ボウリング女子ダブルスで金メダルを獲得した金賢淑と朴祥子(中央) ] [ 連覇を狙うサッカーチームは予選リーグ2試合で9ゴールの好調さを見せている ] [ 金2、銀3個のメダルを獲得したテコンド ] [ 男子シングルスとダブルで金メダルを獲得したテニス ]
第99回韓国国体・全羅北道大会が12日、益山公設運動場の開会式で始まった。在外同胞部門の総合7連覇をねらう在日同胞選手団(千憲司団長)はサッカー、ボウリング、テニス、テコンド、卓球、スカッシュなど海外同胞種目のほか、国内競技の柔道、射撃に出場している。
大会4日目(15日)まで、在日同胞は金8、銀5、銅1のあわせて14個のメダルを獲得している。
大会3日目の14日、ボウリング女子ダブルスで金賢淑、朴祥子組が4ゲーム合計1423点を記録、2位の在インドネシア同胞に71ピン差で競り勝ち金メダルを獲得した。
金賢淑は前日に行われた個人戦でも4ゲーム合計784点の好記録を出し、1位に49ピン差で銀メダルを獲得していた。また、15日に行われたボウリング女子3人戦で、金賢淑、朴祥子、韓瞳チームが銀メダルを獲得した。
一方、連覇を狙うサッカーは13日、在カナダ同胞と予選リーグ初戦を5-0で圧倒、翌日の在中国同胞にも4-0で完勝し決勝トーナメント進出を決めた。
15日に行われたテニスでは金メダル2個、テコンドでも金2、銀2個のメダルを獲得した。また同日、国内種目の柔道では、高校女子57㌔級で在日3世で韓国代表の金知秀が実力発揮し金メダルを獲得したほか、同52㌔級で高校1年の許海実(15)も初出場で決勝進出を果たし堂々の金メダルを獲得した。
在日同胞はほかにも、スカッシュ女子の金炯珠、テニス男子シングルスの韓成民、同男子ダブルスの韓成民・鄭直喜組、テコンドでは男子-80㌔級の金秀範、女子-49kg級の姜智蓮が金メダルを獲得し、15日現在、金メダル8個を獲得した。
また、テコンド男子で-58kg級の張大輝、-68kg級の李東燮、+80kg級の金信優がそれぞれ銀メダルを獲得、テニス女子ダブルスの尹栄湖・咸銀栄組が銅メダルを獲得している。
(2018.10.15)