掲載日 : [2018-10-17] 照会数 : 17921
<韓国国体>柔道の在日スーパー女子高生2人が金メダル
[ 金メダルを獲得し呉世鎭コーチと喜び合う金知秀(中央)と許海実(右) ] [ 金メダル2個を獲得し崔相英在日本大韓体育会会長や在日同胞選手団柔道チームから祝福される金知秀(中央右)と許海実(中央左) ]
国内種目の柔道で金メダルを獲得したのが在日3世の金知秀と許海実の2人のスーパー女子高生だ。
すでに韓国代表に選ばれている57㌔級の金知秀(夙川学院高校3年、兵庫県神戸市)が実力を発揮し、初戦のポイント勝ち以降、決勝まですべて一本勝ちで貫禄の金メダルを獲得した。
同52㌔級の許海実(帝京高校1年・東京都江戸川区)も初出場ながら準々決勝のポイント勝ち以外はすべて一本勝ちで堂々の優勝を飾った。
許選手は中学時代の昨年、全国中学校柔道大会の同級決勝で優勝候補の髙橋安未(大成中・愛知県)を延長の末、技ありで破り優勝している。その時、「将来の目標はオリンピックで金メダルを獲ること。外国の選手、特に韓国の選手が好きです。担ぎの力が強い選手が多いし、自分も得意技が背負投なので、参考にしています」とオリンピックを視野に入れたコメントを残している。
まだ15歳の許選手は今年の全日本カデ(15~17歳)選手権でも準優勝しており、2年後の東京五輪、6年後のパリ五輪に向けて「韓国代表」としての試金石となった。