掲載日 : [2018-11-28] 照会数 : 6399
忠清北道の報恩ナツメ広報大使に趙善玉さん
[ 報恩郡の鄭相赫郡守(右)から報恩ナツメ広報大使依嘱のプレートを受けとる趙善玉さん(料理研究院で) ]
本紙「飲食知味方」を連載している料理研究家の趙善玉さん(趙善玉料理研究院院長、東京・新宿区歌舞伎町)は韓国各地の知られざる食材を日本に紹介していることでも知られているが、このほど、忠清北道報恩郡の鄭相赫郡守から報恩ナツメ広報大使の委嘱を受けた。
ナツメは薬膳料理には欠かせない果物・食材。趙さんも20年前から重宝してきた。しかし、質のいいナツメはなかなか手に入らず、一時はサムゲタンにだけ使うぐらいだった。しかし、報恩ナツメに出会ってその甘さに感動。今年10月の収穫期には現地のナツメ祭りにも参加し、日本に紹介していこうと心に決めたという。
委嘱状は12日、鄭郡守自ら趙善玉料理研究院に持参し、趙さんを感激させた。
趙さんは「ナツメは栄養価が高く、カロリーが低い。こんなにいいものならどんどん紹介していきたい」と意気込みを語った。
趙さんが広報大使の委嘱を受けたのは慶尚南道咸陽の山人参、慶尚北道英陽のピッカルチャン(粉末唐辛子)に続いてこれが3回目。
(2018.11.28 民団新聞)