掲載日 : [2018-10-24] 照会数 : 6426
ハーモニーでも魅了…「オムユミンボム」東京公演
韓国ミュージカル界を支えてきた俳優たちによる公演「プレミアムコンサート・ザ・ワン」が3、4の2日間、東京国際フォーラムホールC(千代田区)で行われた。
出演はドラマ「ドリーム・ハイ」で注目を浴びたオム・ギジュンをはじめ、ユ・ジュンサン、ミン・ヨンギ、キム・ボムレの4人。2009年、韓国で初演されたミュージカル「三銃士」での共演をきっかけに、4人の名字をとった「オムユミンボム」の活動が始まった。日本公演は今年で3回目となった。
会場には2日間合わせて約2000人の観客が訪れ、中には応援用のうちわを持った熱心なファンも見受けられた。
初日のオープニングはオーケストラの生演奏による「見果てぬ夢」(ミュージカル「ラ・マンチャの男」より)が流れると一人ひとり歌いながら登場。観客からは、メンバーが出てくるたびに拍手と歓声が沸き起こった。
冒頭のトークで、ミン・ヨンギは「日本では台風や地震と災害が続いたが、この公演を見ることによって少しでも傷が癒えることを願う」と観客に呼びかけた。
今回の公演テーマは「男の寂しさ」。「三銃士」や「レ・ミゼラブル」を始めとした珠玉のミュージカルナンバー16曲を熱唱。途中から4人のハーモニーが重なり合い観客を魅了した。
「取調室」(ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」より)では、舞台の一部を再現し、観客たちを喜ばせた。また、観客と一緒に楽しめるミニゲームを行い、急きょ、写真撮影タイムが設けられた。同公演はソウル、来年は地方を巡回する予定だ。
(2018.10.24 民団新聞)