掲載日 : [2019-09-26] 照会数 : 7956
「女舞」、梅若能楽堂で 韓国伝統舞踊公演
[ 卞仁子さんによるサルプリチュム(2017年5月) ]
在日の舞踊家たちによる第3回韓国伝統舞踊公演「女舞」が11月2日と3日、東京・中野区の梅若能楽堂で開かれる。
見どころは、2部で披露される「ソウル京畿クッ」(2日)、「珍島シッキムクッ」(3日)だ。クッは、巫堂(ムーダン)が行う神事の儀式。管弦楽や打楽器などを使って演奏される巫楽(シナウィ)は、民俗音楽の根源とされている。今回、韓国から招聘する楽士たちの強い要望によって実現した。
在日2世の舞踊家、卞仁子さんは「何よりも彼らの民俗音楽に対する誇り、使命感、そして愛情に私たちは共鳴した」と話す。
2部のカーテンコールでは、女舞のレギュラーメンバーが「胸躍る日」(創作)を舞う。
特別出演はピリ奏者の崔慶萬さん(ソウル市無形文化財第44号三絃六角保有者)、ソドソリの劉知叔さん(国家無形文化財第29号ソドソリ伝習居王育助教)ら。2日、16時30分開演。3日、14時30分開演。前売り5500円、当日6000円。両日割引1万円。
チケットの問い合わせは卞仁子(090・6116・1230)、Eメール(inja.song‐shin@ezweb.ne.jp)。
(2019.09.25 民団新聞)