掲載日 : [2019-10-17] 照会数 : 7353
龍門寺の輪蔵臺 国宝に指定予告 慶尚北道醴泉郡
文化財庁は1日、慶尚北道醴泉郡龍門寺の輪藏臺と、これを保護する建物の大藏殿を国宝に昇格予告したと発表した。
2つの文化財は現在、宝物で、今後1件の国宝に統合する。
輪藏臺は、高麗明宗3年(1173年)、国難(金甫當の乱)を克服するため祖膺大禅師が発願して作った。8角形の仏殿の形で、中央の木材柱を軸にまわすことができる。8面の建具の内側に経典を入れるスペースがあり、輪藏臺を一度回すと、経典を読むのと同じだという信仰が伝った。
(2019.10.16 民団新聞)