掲載日 : [2019-11-15] 照会数 : 6923
5カ国の絵本を読み聞かせ…文京えほんパークレット3会場で
[ 文京えほんパークレット ]
しおり・バッジ作りも
韓国、日本を含む7カ国の多彩な文化を親子で楽しむ地域国際交流イベント「第1回文京えほんパークレット」が10日、東京・文京区の小石川モノガタリなど3会場で開かれた。
同イベントは、文京区社会福祉協議会の依頼を受けて、今年9回目を迎えた「神楽坂えほんパークレット」の文京区版として開催された。主催は文京日本プロジェクト。
絵本の読み聞かせでは、韓国、日本、フランス、イタリア、モルドバの絵本を紹介した。
韓国は康素暎さん(日韓絵本交流会)といがらしまるかさん(おはなしグループ)が、絵本作家、そく・ちょるうぉんさんの乗り物3部作『タイヤタイヤだれのタイヤ』『バスがいっぱい』『でんしゃがいっぱい』を韓国語と日本語で読み聞かせた。(写真上)
0歳と4歳の子ども連れで参加した金山有樹子さんは、韓国ドラマのファン。「韓国語の発音を直接聞けて嬉しい。日本語とは表現が違うし、同じ絵本で、子どもに韓国語と日本語で聞かせることができて良かった」と喜んでいた。
また、日韓絵本交流会によるワークショップは、「プラパンで作るしおり&バッジ」を実施。プラスチックの板に好きな絵を描いて、オーブンで焼くと固くなり、すぐにしおりやバッジが作られることから子どもたちに人気。同会のキム・ミンヨンさんの指導を受けながら、工作に励んでいた。
当日は韓国、日本、イタリア、フランスの絵本展示ほか、オープニングではサックス、フルート奏者、ペドロ&パーカッション楽隊とサルサダンスのアナ・ヤンシさんがラテン音楽に乗って歌と踊りを披露したほか、音楽会、ピザやクレープ体験などが催され、各コーナーは地域住民らでにぎわいを見せた。
(2019.11.15 民団新聞)