29日からコリアン・シネマ・ウィーク　東京

「完璧な他人」先行上映も　

　第32回東京国際映画祭提携企画「コリアン・シネマ・ウィーク2019」が29日から11月2日まで、東京・新宿区の韓国文化院、シネマート新宿で開かれる。
　同祭は、日本未公開の作品を中心に、幅広いジャンルの最新作や話題の韓国映画作品の上映ほか、ゲストによる舞台あいさつやトークショーなどを行い、映画の魅力を紹介してきた。

　上映作品は、日本初上映となる、お互いに認知症を患う老夫婦の温かい愛を描いた「ロマン」と娘を失った女性が過去に遡って生きることになる「また、春」。伊坂幸太郎の同名小説をリメイクした「ゴールデンスランバー」、市川拓司のベストセラー小説をリメイクした「Be　with　you～いま、会いにゆきます」。

　そのほか、同ウィークのオープニングイベントとして、11月15日から、東京のシネマート新宿ほか全国で順次公開される、「完璧な他人」＝写真＝のプレミアム先行上映会を29日、同劇場で行う。有料席。同劇場オンラインサイトより購入できる。
　「ロマン」「また、春」「ゴールデンスランバー」「Be　with　you～いま、会いにゆきます」の申し込みは、同院ホームページから。無料。21日締切。当選者に24日までに確認書をメールで送る。問い合わせは同院（03・3357・5970）平日9～18時。

（2019.10.16 民団新聞）