掲載日 : [2019-10-25] 照会数 : 7591
世宗の生涯を壮大に、ミュージカル「1446」…来月東京で
[ 朝鮮時代の扉をモチーフにした壮大なセット 「1446」の一場面 ]
韓国文化院は、11月14、15の2日間、東京・新宿区の同院ハンマダンホールで上演する年末特別企画ミュージカル「1446」の観覧者を募集している。
「1446」は、ハングルの創製者として知られ、韓国人から最も尊敬されている朝鮮王朝第4代王、世宗の即位600年(2018年)を記念して制作された。
日本では2018年5月にダイジェスト公演が行われた。韓国では同年10月から12月上旬かけてソウル、国立博物館併設の劇場「龍」で本公演が行われ、話題を集めた。今年は10月3日から12月1日まで、同劇場で公演している。
ハングルは世宗と学者たちにより1443年に作られ、「民衆を教える正しい音」という意味の「訓民正音」と名付けられ1446年に領布された。
本作は世宗が王になるまで、そして王として政治を司りながら、韓国固有の文字、ハングルを作る中で降りかかるさまざまな試練や苦悩、民を愛する姿などがドラマチックの描かれ、壮大な世界観を表現した音楽、豪華な衣装、朝鮮時代の扉をモチーフにしたセットなど、時代劇ならではの演出など、見どころにあふれた舞台になる。世宗役はパク・ユドク、太宗役はコ・ヨンビンほか。
両日ともに開演19時。観覧ご希望の方は、同院ホームページから申し込み。11月14日は定員300人、15日は200人。10月30日締切。定員を超えた場合は抽選。当選者に公演1週間前までに確認書をメールする。問い合わせは同院(03・3357・5970)。
(2019.10.24 民団新聞)