掲載日 : [2018-02-14] 照会数 : 5016
韓国のレジェンドジャンプ2選手…6大会連続出場、敗退も「次大会もがんばる」
[ 金鉉起 ] [ 崔栖瑀 ]
1998年の長野冬季五輪から、6大会連続で五輪に出場している選手が2人いる。スキー・ジャンプの金鉉起(35)と崔栖瑀(36)だ。
映画「国家代表!?」の実在選手としても知られ、韓国のスキージャンプのレジェンドと呼ばれる両選手。開会式前日の8日に行われた個人ノーマルヒルの予選では出場57選手のうち、上位50位が決勝へ進めるところ、崔は39位で決勝に進出したが、金は52位で予選落ちした。
試合後、金は「残念な結果だった。練習の時よりも記録が良くなかった」と肩を落としたが、「それでも自分では最善を尽くしたつもり。地元の大声援に感謝したい」と笑顔で語った。
「母国で開かれる五輪に出場できて光栄」と語る金は、日本代表で45歳、8大会連続出場の葛西紀明に触れて、「35歳はまだ若い」「22年北京大会にも出場したい」と笑った。
10日の決勝で崔は1本目に93・5メートルと健闘したが、上位30人に食い込めず2本目の飛行には進めず41位に終わった。「国家代表」の両選手は16日のラージヒルに臨む。
(2018.2.14 民団新聞)