掲載日 : [2018-02-14] 照会数 : 12781
「青年会」80人が五輪会場入り…太極旗手に声援
[ 平昌五輪青年応援団80人が勢揃いして記念撮影
] [ 江陵オーバルでスピードスケート男子5000メートルの李承勲選手を応援する青年会メンバー
]
在日韓国青年会(朴裕植中央会長)の平昌五輪在日青年応援団80人は11日、江陵オーバルで行われたスピードスケート男子5000メートルを観戦した。試合中盤にあたる5組目に韓国の李承勲が紹介されると、応援団は大小の太極旗を振りながら、大声援で迎えた。
残り3周からラストスパートをかけた李選手がラップタイムでそれまでの首位を上回るタイムが見えてくると青年たちは「行け行けー!」と大声援を送り続けた。この大声援に応えて李選手はこの時点で1位となった。
参加青年のほとんどは母国開催の五輪観戦は初体験だ。東京から参加した李絵里奈さん(33)は「自分のルーツの国でもある韓国開催のオリンピックが観れる日が来るとは感動。李承勲選手は惜しくも5位でしたが、滑った時はトップレコードで大興奮した。日本の土屋、一戸選手も目の前で観戦でき一生忘れられない思い出になりました」と仲間と抱き合いながら満面の笑顔を見せた。
埼玉から参加した韓奨さん(27)も「李承勲選手の力強い滑りだけでなく、クラマー選手のオリンピックレコードの瞬間を生で見たことは一生の思い出になる。応援団を準備してくれた青年会の皆さんに感謝したい。2年後の東京五輪も今から楽しみ」と喜んでいた。
(2018.2.14 民団新聞)