掲載日 : [2018-02-14] 照会数 : 7943
金1号・林孝俊歓喜の雄叫び…男子ショートトラックでソチの雪辱
[ 表彰台の中央で金の味をかみしめる林孝俊 ]
平昌冬季五輪韓国代表チームの最初のメダルはやはり、ショートトラックの林孝俊(韓国体育大学)の金メダルだった。
林は10日、江陵アイスアリーナで行われた男子ショートトラック1500メートル決勝で、2分10秒485のスコアで1位を記録した。
4年前のソチ五輪で無冠に終わった男子ショートトラックは林孝俊のおかげで自尊心を取り戻した。2010年バンクーバー五輪で李政洙が金メダルを獲得した五輪記録の2分10秒949を更新した。
接戦となった決勝だった。決勝は異例の9人で行われた。準決勝で他の選手の反則により転倒した3人が救済措置で決勝進出したためだ。
韓国は林孝俊と黄大憲の2人が進出した。選手が多いため、競技中にスケート靴のブレードが接触し転倒する危険性も高い。
だがすべての困難を克服した。林と黄は残り8周の時点でスパートをかけ一気に上位圏に上がった。このまま、2人がメダル独占かと思われた展開だったが、残り3周、黄がオランダのシンキー・クネフトと2位争いするなか、接触して転倒。しかし、林は、この状況でも平常心を失わずそのまま先頭を守り1位でゴールした。
(2018.2.14 民団新聞)