掲載日 : [2018-02-28] 照会数 : 11422
<平昌五輪>熱戦に幕…韓国、アジア勢最高の成績
[ 閉会式の韓国選手団。スピードスケート女子500メートル銀メダルの李相花選手も笑顔で行進(手前中央) ]
平昌冬季五輪が25日、17日間の熱戦の幕を下ろした。冬季大会で過去最大規模となる92カ国・地域から2920人の選手が参加する中、韓国は過去最多となる146人が全種目に出場し、冬季五輪史上最多となる17個のメダル(金5、銀8、銅4)を獲得、総合7位になった。これまで最多だった2010年バンクーバー大会(金6、銀6、銅2)の14を上回り、日本(金4、銀5、銅4)や中国(金1、銀6、銅2)などを上回り、アジア勢で最高の成績を収めた。
これまでスピードスケート・ショートトラック、スピードスケート、フィギュアスケートでしかメダルを取ったことがなかったが、今大会ではそり競技(スケルトン、ボブスレー、リュージュ)で金、スノーボード男子大回転で銀、カーリング女子が銀メダルなどを獲得した。
平昌オリンピックスタジアムで行われた閉会式のテーマは「未来の波」。友情の熱戦を繰り広げた選手とボランティア、観客が一つになり、和合の場を演出した。韓国の旗手は新種目マススタートの男子で初代王者に輝いた李承勲が務めた。式には文在寅大統領、トランプ米大統領の長女、イバンカ大統領補佐官ら米代表団などが出席した。
人気男性グループEXOらがK‐POP公演を行ったほか、次期冬季五輪を開催する中国が開催地・北京をアピールする公演を行った。
(2018.2.28 民団新聞)