掲載日 : [2018-03-07] 照会数 : 5752
韓国から注目の6作品…大阪アジアン映画祭
9日開幕 18国・地域の53本
「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマにした第13回「大阪アジアン映画祭」が9日から18日まで、大阪市内の梅田ブルク7、ABCホールなど5会場で開かれる。
今年は日本、中国、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、インドなど18の国と地域から計53作品を上映する。韓国から日本との合作を含む6作品が紹介される。
<特別招待作品部門>
「朴烈 植民地からのアナキスト」 オープニングでも上映される。抗日独立運動家であり、民団中央初代団長の朴烈と彼の同志で恋人の金子文子の愛と闘いを描いた作品。9日のオープニング上映には、2017年度の韓国の新人女優賞を総なめにしたチェ・ヒソさんが登壇する。
「パパとムスメの七日間」 舘ひろし、新垣結衣共演でドラマ化された、五十嵐貴久の同名原作を韓国で映画化。事故が原因で人格が入れ替わってしまった父娘が繰り広げる大騒動を描いたハートフルコメディ。
「あなたの宇宙は大丈夫ですか」 大阪を舞台にした韓日合作の音楽映画。元The Jaduのカンドゥと掘春菜を主演に迎え、両国のミュージシャンの友情を描く。
<インディ・フォーラム部門>
「ピッチ・オン・ザ・ビーチ」 韓国インディーズシーンで頭角を表すチョン・ガヨンの監督・主演作。自分の家に帰るつもりのないガヨンは、なんとか元カレの家に滞在できるよう取り繕う。
「憧れ」 韓日の合作作品。釜山に暮らすライターのミナは妊娠7カ月。胎動を感じない不安を抱えながらも、記事執筆のため、人々に「人生最初の記憶」を聞いて回る。
「夜間勤務」 カンボジア出身の移民労働者のリンは、工場で夜間勤務をしている。週末、同僚の韓国人と海へ行く約束をしていたが、工場の主任から移民労働者であることを理由に週末に出勤するよう命じられる。
チケット(「朴烈 植民地からのアナキスト」は残りわずか)などの詳細は公式サイト(http://www.oaff.jp)。
(2018.3.7 民団新聞)