掲載日 : [2018-02-28] 照会数 : 6337
<韓国文化院>ソルラル気分を満喫…体験イベントに600人参加
[ 元気な掛け声でテコンドを体験する子どもたち ]
韓国のソルラル(旧正月)を体験できるイベントが17日、東京都・新宿区の韓国文化院で行われた。この日は、朝から夕方まで600人の来場者でにぎわった。
2階の韓紙工芸品作り体験では、各回の整理券がなくなるほどの活況を見せた。韓服をかたどった厚紙の土台に韓紙を貼るポプリ(室内香)、コースター、ミニお盆の3種類から選択。
横浜からやって来た吉田満さんは毎年参加している常連だ。「難しいけど楽しい」と笑顔でコースターを作っていた。同階の別室では、テコンド体験も行われ、子どもたちの元気な掛け声がホール中に響き渡っていた。
1階にはユンノリ(双六)、コンギノリ(お手玉)、厄を払うための絵に色づけをする歳絵描き体験の場も設けられた。韓国語教室で知り合ったという鵜飼恵理さん(埼玉県)と佐藤美智子さん(東京都)は、初めてのコンギノリに苦戦していた。一方、4階の図書映像資料室では、韓服を着た子どもたちが塗り絵に夢中。各自、思い思いの色を用いて楽しんでいた。
最後に、餅つき体験が行われ、参加者を募ると子どもたちは元気よく手を挙げてアピール。子ども用の小さな臼と杵も用意され、子どもから大人まで「ハナ、トゥル」の掛け声で場内を沸かせた。
(2018.2.28 民団新聞)