<パリ柔道グランドスラム>安昌林が銅メダル…在日3世の国家代表選手

高2金知秀も銅

　10日、パリで行われた柔道のグランドスラム男子73キロ級で在日3世の韓国代表、安昌林選手（写真左）が銅メダルを獲得した。

　安選手は1回戦でラーマネン（フィンランド）を背負投で破ると、2回戦はフランスのデュプラットに反則勝ち（指導3回）。準々決勝ではイスラエルのトハル・ブトブルに背負い投で一本勝ちした。準決勝はジョージアのシャフダトゥアシビリと対戦したが、隙をつかれ、小外掛で敗戦した。

　しかし、3位決定戦ではアーサー・マーゲリドン（カナダ）と対戦し、小内刈で一本勝ちした。

　また、女子57キロ級では金知秀（兵庫・夙川学院高校2年）が準々決勝で敗れながら、敗者復活戦で勝ち上がり、3位決定戦でフランスのエレーヌ・ルスボーを大内刈で一本勝ちして銅メダルを獲得した。

（2018.2.28　民団新聞）