「さらに交流舞台を」
古代新羅を舞台に架空の男妓生たちの愛と友情を描いた韓国ミュージカル「風月主」が21日まで、東京・港区六本木のアミューズ・ミュージカルシアターで上演されている。4日まで主演するイ・ジュガンさん、キム・ジェボムさんの会見が6月27日に開かれ、キムさんは、「韓国のオリジナルミュージカルを日本で上演することができたことを嬉しく思う。この作品はキャスト・スタッフ全員で力を合わせて長い期間をかけて一生懸命作ったので、たくさんの方に見ていただきたい」と強調した。
イさんは、「日本も韓国もミュージカルのレベルが高いので、お互いの国で公演をして、文化交流を図るのはとてもいいこと」と語った。
共演した感想についてキムさんは、イさんとの共演は初めてだと明かし、「以前、映画で見ていたときに�格好いい�と思っていた。共演してみて呼吸が合うし、楽しくできた」と話した。
また、ジンソン女王と同僚で友人のサダムから愛されるヨル役を演じたイさんは、「ヨルとサダムの間では、彼に対しては大きな愛を抱いているが、女王に対しては愛というよりも、哀れに思って、それを形に表して彼女にも愛として伝わっている」と、役どころについて説明した。
作品の見どころについてキムさんは、「1番の魅力は切ない音楽にあると思う。切ないメロディーを歌い上げて涙を流すと、そこで少し気持ちが高ぶってカタルシスを感じる。それは観客も同じように感じていると思う」と語った。
5日から21日までは、イ・ユルさんとイ・チャンヨンさんが出演する。
(2013.7.3 民団新聞)