在日同胞の次世代母国研修が今年も始まった。先陣を切ったのは中学生コース(引率団長=金昭夫中央副団長)で2日から4日間、ソウルのオリンピックパークテルで開催された。
全国から74人が参加、在日同胞の歴史、韓国の今、統一問題などの講演を聴いたほか、国立中央博物館や百済博物館などを見学し母国の歴史を体感、韓国軍のキャンプも訪問した。
また、K-POP人気男性グループ、「EXO」とのファンミーティングや市内ショッピングを楽しんだほか、班別交流などで連帯を深めた。
2日の開講式で金引率団長は「祖父母たちの故郷、韓国は不屈の精神で成長し今や世界に誇る先進国になった」と強調。「私たち在日はスポーツ、芸能はもちろん、事業などでもビッグな人が多い。みなさんも、そんな在日の一員だという自信と誇り、そして大きな夢を持ちながら生きていってほしい」と呼びかけた。
大半が昨年や3年前のオリニジャンボリー経験者。イベント満載で楽しかったオリニ企画と違い、学習中心の研修ながらも参加者の反応は好評だった。
今年の研修は14日から高校生、17日からは大学生コースと続く。
(2013.8.15 民団新聞)