掲載日 : [2020-04-11] 照会数 : 7764
韓国仮面劇「タルチュム」世界文化遺産に申請
[ 鳳山仮面劇(写真:韓国国立国楽院より) ]
韓国の文化財庁は1日、「韓国のタルチュム(仮面劇)」の無形文化遺産登録に向けた申請書を、前日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部へ提出したと発表した。
結果は、ユネスコ事務局の検討や評価機関の審査を経て、2022年12月ごろに開かれるユネスコ政府間委員会で登録の可否が決まる。
韓国のタルチュムは仮面をかぶって踊る伝統舞踊。歌と舞、演劇の要素をあわせ持ち、ユーモアと社会風刺が込めれらているのが特徴だ。韓国各地のタルチュムのうち、13種類が国の無形文化財に指定されている。
韓国のユネスコ無形文化遺産は、18年に韓国、北韓共同で登録された韓半島固有の相撲「シルム」を含めて20件となっている。
(2020.04.10 民団新聞)