掲載日 : [2020-07-15] 照会数 : 6318
話題の韓国映画上映へ 東京と大阪の「シネマート」
東京・都心のミニシアター「シネマート新宿」(03・5369・2831)と同じく大阪市西心斎橋の「シネマート心斎橋」(06・6282・0815)で話題の韓国映画が続々ロードショー公開される。
「悪人伝」(マ・ドンソク出演、17日~)は極悪ヤクザと暴力刑事が協力して無差別殺人鬼を追い詰めていくヴァイオレンス・アクション映画。韓国国内で300万人を動員した。
「シークレット・ジョブ」(ソン・ジェゴン監督、24日~1週間限定)は見習い弁護士が廃業寸前の動物園ドンサンパークの新園長に就任し、スタッフともども動物に扮そうして経営再建にあたる爆笑コメディー。
「最も普通の恋愛」(キム・ハンギョル監督、31日~)は恋人と別れて間もない30代の男女が繰り広げるラブストーリーで、キム・レウォンとユン・ヒョジンが共演。日本を含めて世界22カ国で公開が決定している。
「鬼手」(リ・ゴン監督、8月7日~)は貧しい少年(クォン・サンウ)が生前の父から伝授された囲碁の才能を生かし、姉を死に追いやった裏社会の最強碁士への復讐にかける。猛スピードの列車が迫る線路上での死闘、碁士100人との命がけの同時対局など見どころも多い。
「ディヴァイン・フューリー/使者」(キム・ジュファン監督、8月14日~)は右手に正義の力を隠されていることを知った総合格闘技の若き世界チャンピオンがエクソシストのベテラン神父とともに街にはびこる悪に挑む。(4面に詳細)
「世宗大王 夢を追う者たち」(ホ・ジノ監督、9月4日~)はハングルを創製した第4代王・世宗と、レオナルド・ダ・ビンチより早く天文に科学的なアプローチをし、水時計や天体観測器を発明したチャン・ヨンシルの実在の生きざまに大胆な想像力を加えた物語。
「君の誕生日」(イ・ジョンオン監督、11月27日~)は2014年4月16日のセウォル号沈没事故を正面から取り上げた作品。
両館の編成担当を務める野村武寛さんは「韓国に関しては常に新しい情報を集めて、お客さまが見たい映画をタイムリーに上映したいと思います」と話している。
(2020.07.15 民団新聞)