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江戸川支部、オリニが芋掘りに大喜び
【千葉】民団東京・江戸川支部(李鍾郁支団長)の「第1回秋の収穫祭」は4日、千葉市緑区に民団中央本部の金豊成監察委員が所有する約500坪の苗床を借りて行われた。
「都会育ちで、日ごろ土に触れる機会のない子どもたちのために思いでづくりを」(李支団長)と5月、同支部役員が、紅あずまや紫いもなど3種1300株の種いもを植えた。
小学校5年生を筆頭にオリニ18人が参加し、両親やハラボジと一緒になって大喜びでさつまいもを掘り起こした。
金監察委員はこの間、子どもたちのために人知れず除草で苦労してきたことなど忘れ、李支団長に「いつまでも(民団)江戸川の畑として使ってください」と話した。
昨年10月以来、収穫祭を準備してきた役員の一人、民団中央本部の韓在銀監察委員長は、「子どもたちが喜んでくれたのがなにより」と笑顔を見せた。地元民団千葉本部から金鎭得団長が応援に駆けつけた。
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お年寄りも一緒…民団八尾支部
【大阪】秋の代表的な味覚、さつまいもの収穫シーズンを迎え、民団大阪・八尾支部(任龍鶴支団長)は12日、同支部の所有する農園で「大いも掘り大会」を開催した。同支部「オリニバン」に通ってくる子どもたちや街かどデイのお年寄り、支部役員ら50人が参加した。
手を泥だらけにして自ら収穫する喜びは格別。スコップを手にしたオリニは、「こんな大きないもが掘れたよ」と自慢げ。前日から楽しみにしていたという朴仲月ハルモニ(93)は、ズボンが土まみれになるのも気にせず、「何十年ぶりに楽しかった。子どものころを思い出す」と語った。
任支団長や朴清監察委員長も、大きなシャベルでイモ掘りに精をだしていた。支部に持ち帰った大量のさつまいもは、天ぷらにして味わった。
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京都国際でも…グリーンサポーター
【京都】京都国際学園内の菜園畑で寮生に提供する野菜を栽培するなどしている婦人会京都本部のボランティアグループ、通称「グリーンサポーター」20人が10月27日、ねぎとさつまいもを収穫した。
ねぎは無農薬で柔らかく、「美味しい」と寮生に評判。さつまいもも大きく育った。あまりの大きさに「赤ちゃんの頭のよう」「枕にもなるくらい」といった褒め言葉がでたほど。今月下旬にはたまねぎの植え付けを予定している。
(2013.11.6 民団新聞)