【大阪】古代、日本における東アジア交流の拠点だった大阪を舞台に、当時の雅やかな韓日交流を再現するまつり「四天王寺ワッソ」(同実行委員会主催)が4日、史跡なにわの宮跡(中央区法円坂)で開催された。今年で21回目。
式典で李明博大統領と野田佳彦首相の祝辞が読み上げられた。続いて、耽羅・加耶、百済、高句麗、新羅、朝鮮王朝の各時代衣装を身につけた楽隊を先頭に、総勢1000人が次々に巡行を繰り広げた。
地元大阪の民団、婦人会、青年会、民族学校の児童・生徒も高句麗時代の古代衣裳でパレードに参加した。金剛学園の児童による「天女の舞」は特に好評だった。近隣の住民は、「毎年、楽しみにしています。今年は晴天でよかった。楽器も衣装も最高でした。来年も楽しみ」と語った。
(2012.11.7 民団新聞)