「幼児班」新設/「学父母班」も拡充
東京韓国学校附設土曜学校で学びたいという希望者に応え、今学年度から新たに英語に親しむ「幼児班」を増設した。保護者を対象とする「学父母班」も加えると、受講生総数は全体で480人を超し、過去最大規模になる見込みだ。
開講式が開かれた初等部の小講堂は21日、受講生のオリニと付き添いの保護者でぎっしり。歓迎のあいさつに立った梁源澤校長は、「お父さんとお母さんと手をつないで、休まず参加してください」と呼びかけ、民団中央本部の丁榮哲文教局長も「皆勤賞」を目指してくださいと激励した。
東京韓学土曜学校は今年度で開設から20年目を迎えた。恵まれた教育環境と豊富な講師陣によって年々、受講生を増やしてきた。今学年度は幼児から小学生まで総勢401人、15学級で編成。各クラスに担任と指導補助の韓学生徒がつき、韓国語と文化、歴史などを学ぶ。年間の総授業時間数は今年から、16回48時間から20回60時間に増やした。
「学父母班」でも充実した講座が目白押し。従来の初歩・基礎的な韓国語や趣味の陶芸、民謡に加え、今学年度からは新たに「民画」「K‐POP」「韓国語検定」が加わり、9班編成。5月12日からスタート。来年3月2日まで全17回の予定。
(2012.4.25 民団新聞)