遺言、相続、入管分野など
【神奈川】民団神奈川湘南中部支部(李薫一支団長、藤沢市)が、団員向けの「無料法律相談」を始めた。同様の生活相談は民団中央をはじめ東京、神奈川、大阪、愛知、兵庫、三重の各民団本部、商工会議所などで開設しているが、支部では珍しい。同支部生活課長の梁鎮元行政書士(38、うさねこ法務 行政書士オフィス代表)が毎週金曜日(11〜16時)に対応している。
神奈川湘南中「団員のニーズ反映」
行政書士が企業や個人に代わって手がける法律書は、1万種類を超えるという。それだけ生活に密着した業務だ。
たとえば韓国の民法が適用される遺言や相続、さらにビザや在留資格といった入管分野などは、在日韓国人にもなじみが深い。仕事関連では会社設立、契約書の作成、建築許可、介護事業の許認可など。
梁さんはファイナンシャルプランナーの資格を持っているため、老後のライフプランニングに則した適切な資金計画をアドバイスできるのも強み。いずれ中小企業診断士の資格も取って、団員の商売上のアドバイスができるようになりたいという。
相談は何度でも無料。事前に希望があれば、金曜日以外でも対応する。困りごとがあっても、事情があって支部に出向けないときは、梁さんが自ら依頼者のもとに出向くという。梁さんは「悩んでいることがあればどんなことでも相談してほしい」と話している。弁護士や司法書士業務も、梁さん自身のネットワークを駆使して別の専門家に橋渡しする。
梁さんは、「県本部まで出向くのは気後れする人でも、支部なら気軽に相談に来れるのでは。こうした生活相談室が末端の支部で広がっていくのが望ましい」と強調した。実際の業務は「団員価格」を適用。正規の費用より2割引。
梁さんは横浜市立大学で心理学を専攻し、一時は研究者の道を志したこともあるだけに、カウンセリングはお手のもの。IT関連企業でのサラリーマン生活に終止符を打ち、11年9月に行政書士として独立した。民団湘南中部支部も梁さんの資質に着目し、昨年春に生活課長への就任を要請した。 Уважаемые друзья! На просторах интернета, я набрел на очень хороший сайт, www.all-steroid.com . Данный сайт о стероидах и фармацевтии для бодибилдеров и тех, кто держит себя в форме. Рекомендую!
李支団長によれば、以前から遺言などにまつわる悩み事が団員から寄せられていたという。無料法律相談窓口は団員のニーズに応えたものといえる。同支部(℡0466・22・9474)。
(2013.10.16 民団新聞)