掲載日 : [2018-10-04] 照会数 : 11079
韓日関係さらに強く、韓半島非核化へ前進を…開天節で強調
[ 挨拶をする李洙勲駐日韓国大使 ] [ 乾杯の発声をする額賀福志郎日韓議員連盟会長 ] [ さらなる日韓関係発展をめざそうと強調する河野太郎外務大臣 ]
駐日韓国大使館は3日、東京都内のホテルで「開天節」(建国記念日)を祝うレセプションを開いた。民団中央本部の呂健二団長、朴安淳議長をはじめとする首都圏の民団や傘下団体幹部、日本の各政党代表や額賀福志郎日韓議員連盟会長をはじめとする議員ら日本の政界関係者や各国外交官、報道関係者ら約1000人が参加した。
李洙勲大使はあいさつで「3度にわたる南北首脳会談や米朝首脳会談によって韓半島情勢が大きく変化している」としながら、「とくに9月18日の平壌共同宣言では韓半島における戦争の恐怖を解消し、韓半島非核化への弾みとなった」と急変する韓半島情勢を説明しながら、8日に「韓日パートナーシップ宣言」から20周年を迎えるにあたり、「今こそ宣言の精神を生かし両国は新たな友好関係ーと発展させよう」と呼びかけた。
額賀会長も「宣言20周年を迎え、韓日両国でイベントが開催されている。今こそ原点に戻り、文在寅大統領と安倍首相によって新たなパートナーシップ宣言を構築してほしい」と期待を込めながら乾杯の発声をした。
河野太郎外務大臣も「日韓関係は今、とても好調だ。安倍総理と文大統領をはじめ様々なレベルで日韓両国国民の強い絆ができている」としながら、「私自身も康京和外務部長官とはすでに8回にわたる会談を通じて心と心が通じ合っている。そんな意味でもパートナーシップ宣言20周年を迎えるあたり、両国で有識者会議によるタスクフォースを立ち上げており、今後の方向性についての提言が出されている。近く両国のチームによる意見交換でまとめられるだろう」と報告した。